妊娠中や産後のマイナートラブルや 育児、授乳、離乳食について誰にも育児相談できず不安を抱えてる人、自分の思い通りの育児ができず精神的に落ち込んでいる人必見! 1000人以上のママ達と関わってきた助産師からみたSNSや育児書だけではわからない不安やお悩み解決法

周産期医療センターやBFHの産婦人科、助産院で経験してきた助産師が妊娠中や産後のマイナートラブルや 育児、授乳、離乳食について誰にも育児相談できず不安を抱えてる人、自分の思い通りの育児ができず精神的に落ち込んでいる人の不安やお悩みの解決方法お伝えしてます。

意外と知らない!? 離乳食で大切にしたい6つのこと

赤ちゃんとの生活に少しずつ慣れてきて

もうすぐ離乳食が始まるけど

どうやっていこうかな?

 

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または

離乳食を始めたものの

本やネットで書いてある通りに

進まないなぁーなんて

 

悩んでたり不安に思っているのでは

ないでしょうか?

 

今回は

そんな離乳食を進めていく上で

大切な6つのことについてお話しします。

 

この記事を読むことで

離乳食を安心して進めていくこと

つながります。

 

離乳食を安心して進めていくことができると

育児を楽しむことができます。

 

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逆に読まないと

離乳食が赤ちゃんに負担をかけてしまう

可能性に繋がります。

 

それにより

なかなか離乳食を食べなかったり

丸呑みしたり

アレルギーになるリスクにもつながります。

 

まずは

離乳食ってなんのために始めるか知ってますか?

離乳食は栄養を摂ることよりも

食べる練習なのです。

 

離乳食期の赤ちゃんの胃腸は発達途中です。
そのため早く始めすぎることで

赤ちゃんに負担をかけてしまう可能性

があります。

 

また身体の発達が未熟な時に始めてしまうと

噛まずに丸飲みしたり

食べなかったりする可能性

があるのです。

 

だからこそ

離乳食にとって一番大切なことは

月齢ではなく

その子の身体の発達に応じて進めていくことです。

 

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では具体的にどうしたらいいのか

6つの大切なことについて説明します。

 

①しっかり身体を

 支えられるようになって始める

 

赤ちゃんが膝や手を床について

頭を自分で持ち上げられるようになると

離乳食を飲み込めるようになります。

 

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②自力でお座りするまでは

 抱っこで食べさせる

 

赤ちゃんが自力でお座りできるようになる前に

椅子を使って強制的にお座りさせると

 

赤ちゃんの身体の負担が大きくなり

身体が硬くなること

つながります。

 

さらに背骨にも負荷がかかってしまい

悪影響につながる可能性

あります。

 

そのため15分ほどの短時間で

終わらせることをオススメします。

 

③手づかみ食べも大切

 

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手づかみ食べによる手の刺激は

脳の発達にもつながります。

 

自分で食べることで

また

『食べたい』という意欲を

育てることができます。

 

④先に噛む練習をして与える

 

お粥は丸呑みすることに

つながる可能性があります。

 

お粥の前に

硬く茹でたごぼうやキャベツ、白菜の芯など

噛みきれないものを手に持たせて

食べさせてみましょう。

 

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噛む練習なので、食べてしまわないでいいのです。

先にこれを与えてからご飯を食べさせると

噛んで食べてくれるようになる

でしょう。

 

⑤胃腸の負担になる食材は

 遅らせてもOK

 

離乳食初期からOKとされている卵や小麦、乳製品は

胃腸の負担を大きくしてしまうもの

でもあります。

 

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卵は消化するのに1週間ほどかかるとも

言われているのです。

 

また小麦や乳製品は日本人の身体には

合わない食材でもあります。

 

卵や小麦、乳製品を摂ることで

タンパク質やカルシウムを摂れるとされていますが

魚や大豆製品にはタンパク質も豊富に含まれており

カルシウムも魚や野菜にも含まれてます。

 

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そのため、他の食材で

その分しっかり摂れたらよいのです。

 

⑥スプーンは浅いものを使用し、

 乗せすぎない

 

離乳食のスプーンは赤ちゃんの口の半分の幅で

アイスを食べるような浅いものがおすすめです。

 

1/3ほどスプーンに乗せて

赤ちゃんが口を閉じたら

水平にスプーンを引くようにします。

 

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こうすることで口を閉じて食べること

教えられます。

 

いかがでしたでしょうか?

離乳食と言われると大変なもののように

感じる方もいらっしゃいますが

 

大人の分からの取り分けを上手く利用して

負担にならない程度にママも赤ちゃんも

食べることを楽しむことが

1番大切です。

 

今回お話した

 

①しっかり身体を

 支えられるようになって始める

 

②自力でお座りするまでは

 抱っこで食べさせる

 

③手づかみ食べも大切

 

④先に噛む練習をして与える

 

⑤胃腸の負担になる食材は

 遅らせてもOK

 

⑥スプーンは浅いものを使用し、

 乗せすぎない

 

という6つの大切にしたいことの中から

できることを取り入れながら

 

笑顔でご飯を食べることが

赤ちゃんにとっても何より幸せ

なのです。

 

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まずは楽しんでみてくださいね。